ここんとこめっちゃうるさいですねぇ。
安倍氏が参拝してたことがそんなに問題なのか?
私には何の問題性も見出せないのだが・・・。
【産経】
【主張】日本遺族会 分祀論で対立は避けたい(8/4)
【主張】安倍氏靖国参拝 戦没者への当然の行為だ(8/5)
国内議論は大事だが、外交問題化させるな。
あんまり騒ぎ立てるのはどうかと思うぞ。
相変わらず正論ですな。
【日経】
社説1 避けられぬ靖国問題の総裁選争点化(8/5)
・旧A項戦犯の合祀には中韓だけではなく欧米も厳しい目を向けている。
・心の問題と言い切る小泉に比べれば安倍の方がマシ
・靖国を政治問題化、外交問題化させないための知恵を
中国様との良好な経済関係のためには靖国参拝するなってスタンスのお前が言うなカスが。死ね。DQN学者以外で、欧米から批判されたことってあったっけ?俺覚えがないわ。
【毎日】
社説:安倍氏靖国参拝 「この先」は明確な言葉で(8/5)
靖国参拝を続けるなら中国に賠償しろ(?)←意味不明すぎるwww
てかこれ本当なん?
日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明を見てもそんな文言どこにも見当たらないんだが・・・むしろ、
六 日本国政府及び中華人民共和国政府は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に両国間の恒久的な平和友好関係を確立することに合意する。
両政府は、右の諸原則及び国際連合憲章の原則に基づき、日本国及び中国が、相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し、武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。
すっごい勢いで違反しすぎwww
【朝日】
靖国参拝 嘆かわしい首相の論法(8/4)
安倍氏の参拝 これでは解決にならない(8/5)
8/4:説明するのも穢らわしい。過去記事参照。
8/5:俺らマスゴミから逃げるな安倍よ。
(゚Д゚)、ウゼェカス
って気持ちだと思いますよ?w
ぶっちゃけ、靖国参拝問題の外交的解決方法はないと思うんだな。分祀しても永遠に文句つけてくるのは中国の世論調査でも出てるし。
だから、日本がやるべきことは、シカト。この一点に尽きると思う。
【主張】日本遺族会 分祀論で対立は避けたい(8/4)
日本遺族会は、古賀誠会長(自民党元幹事長)が提起したいわゆる「A級戦犯」分祀(ぶんし)論について、9月の自民党総裁選後に対応を協議することを決めた。遺族会は靖国神社を支える最大の団体である。分祀論で会が割れるようなことは避けてほしい。
古賀氏は今年5月の時点では、自民党総裁選に向けた政策提言として、A級戦犯分祀の検討を求める意向を示していた。その後、古賀氏は靖国神社の崇敬者総代を辞任し、2日の遺族会正副会長会議で「(分祀問題が)政局に絡められては残念だ。総裁選が終わってからでいい」と述べてはいる。
しかし、形の上でそう述べてはいるものの、実態としては政治問題化に拍車をかけることになっているのではないか。
A級戦犯分祀問題をめぐり、遺族会内部では、赤紙(召集令状)で徴兵された一般兵士の戦死者の遺族と、職業軍人として戦死した将校の遺族との間で、微妙な温度差があるといわれる。それが対立にまで発展すれば、歓迎するのは一体、どこの誰か。
昭和天皇がA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示していたとされる富田朝彦元宮内庁長官のメモが明らかになった先月、古賀氏は「この思いを私たち遺族は大切にしたい」と受け止め、自らが唱えるA級戦犯分祀論について「遺族会も勇気をもって真正面から取り組んでいく姿勢が大事だ」と述べた。
しかし、富田メモを利用するような形での議論を、象徴天皇としての昭和天皇は望んでいただろうか。
政界では、富田メモに対し過剰反応ともみられる発言が目立つ。「天皇陛下も参拝されない宗教施設が国の中心的な追悼施設とはいえない」(山崎拓自民党元副総裁)、「分祀論に弾みがつく。陛下が行かれる状況を作ることは非常に重要だ」(加藤紘一自民党元幹事長)、「分祀論が加速するだろう」(神崎武法公明党代表)。
昭和天皇が語ったとされる発言の政治利用は、政治家として厳に慎まなければならないことだ。そもそも、神社では、神霊を取り外すという意味での「分祀」はあり得ない。遺族らが不自然な理屈にわずらわされることなく、それぞれの思いで自由に靖国神社を参拝できる静かな環境を守りたい。
【主張】安倍氏靖国参拝 戦没者への当然の行為だ(8/5)
安倍晋三官房長官が今年4月に靖国神社を参拝していたことが分かった。安倍氏がふだんから持っている戦没者に対する気持ちを表した、閣僚としても当然の行為だ。ことさら自民党総裁選の争点にすべき問題ではない。
安倍氏が靖国参拝したのは、春の例大祭に先立つ4月15日早朝だ。モーニング姿で「内閣官房長官安倍晋三」と記帳し、玉ぐし料を私費で払い、昇殿参拝した。小泉純一郎首相が同じような形で行った靖国参拝をめぐる訴訟で、最高裁は違憲確認を求めた原告の訴えを退けている。安倍氏の靖国参拝も、憲法上の問題は生じない。
ただ、中国への強いメッセージになったことは間違いない。王毅駐日大使は昨年4月、自民党本部での講演で、昭和60年8月15日の中曽根康弘元首相の公式参拝後、首相、官房長官、外相の3人は参拝しないとの「紳士協定」を日中間で交わした、と述べた。紳士協定自体、極めて疑わしいもので、日本政府はこれを認めていない。
小泉首相に加え、安倍氏が官房長官として靖国神社を参拝したことは、日本政府が改めて明確に紳士協定の存在を否定したといえる。
安倍氏は「戦没者のために手を合わせ、冥福を祈り、尊崇の念を表する気持ちは持ち続けたい」と話す一方で、「この問題が外交、政治問題化している中で、参拝したか、しないか、申し上げるつもりはない。問題をさらに拡大すべきではない」としている。
与党内の反応はさまざまだ。
自民党の武部勤幹事長は「憲法の下で信教の自由があるので、誰が参拝しても問題はない。政治問題化すべきでないとの見方が大勢で、総裁選への影響はない」と強調した。他方、加藤紘一元幹事長は「官房長官は政府を代表する閣僚だ。行ってほしくなかった。安倍氏は東京裁判否定論が根底にあるので、事態は深刻だ」と述べた。
案の定、韓国は「大変遺憾なことだ」(外交通商省)と反発し、中国は「隣人が一番嫌がることを控えめにするのが東洋人の伝統だ」(王毅大使)と皮肉めいた批判をしている。
国内で靖国問題を考えることは必要だが、あえて外交問題化させることで喜ぶのはどの国か。政治家もマスコミももう一度、よく考えるべきだ。
社説1 避けられぬ靖国問題の総裁選争点化(8/5)
安倍晋三官房長官が4月15日に靖国神社を参拝したことが明らかになった。小泉純一郎首相は「毎年、靖国神社を参拝する」と公言しているが、小泉内閣の外相と官房長官は外交上の配慮からこれまで靖国神社参拝を控えてきた。次期首相の最有力候補である安倍氏の参拝は内外に波紋を広げ、自民党総裁選で靖国問題が大きな争点になるのは避けられない情勢になってきた。
安倍氏はかねて小泉首相の靖国参拝を強く支持してきた。首相になった場合の対応についても「戦没者の方々、国のために戦って倒れた方々のために手を合わせてご冥福をお祈りし、尊崇の念を表する気持ちは持ち続けたい」と語ってきた。
安倍氏は4日の記者会見で「(靖国神社に)行くとか行かないとか、行ったとか行かなかったとか申し上げるつもりはない」と述べ、参拝の事実について否定も肯定もしなかった。仮に首相になってもそうした態度を堅持する考えを示し、「靖国問題が外交問題化、政治問題化しており、それをさらに拡大すべきではない」と語った。これみよがしに靖国神社に参拝する小泉流とはひと味違う安倍氏の手法に注目したい。
小泉首相は3日配信のメールマガジンで靖国問題について「私を批判するマスコミや識者の意見を突き詰めていくと、中国が反対しているから靖国参拝はやめた方がいい、中国が嫌がることはしない方がいいということになる」と述べている。A級戦犯合祀(ごうし)問題には触れずに「どのようなかたちで哀悼の誠をささげるのか、これは個人の自由だと思う」とも語っている。
こうした小泉首相のかたくなな態度はいただけない。A級戦犯合祀に割り切れない思いを抱く遺族や国民は少なくない。中国、韓国の反発だけでなく、米欧の世論も厳しい目を向けている。こうしたことを一切無視して「心の問題だ」「個人の自由だ」と開き直るのは一国の首相として無責任である。
小泉首相に比べると安倍氏の対応には一定の配慮もうかがえる。総裁候補である谷垣禎一財務相は首相になったら靖国参拝を自粛する考えを明確にした。麻生太郎外相も「参拝は個人の信条と公の立場を踏まえて適切に判断する」として靖国参拝には慎重姿勢を示すとみられる。
総裁選では各候補が個人としての靖国への思いと日本国首相としての立場をどう調和させるのかを真剣に議論し、この問題をできるだけ政治問題化、外交問題化させないための知恵を競い合うべきである。
社説:安倍氏靖国参拝 「この先」は明確な言葉で(8/5)
安倍晋三官房長官が今年4月、ひそかに靖国神社を参拝していた。長官自身は「行ったか行かなかったかについて申し上げるつもりはない」と事実確認を拒んでいる。「この先どうするかも同じだ」とも語った。
秘密参拝は前例がある。1992年11月、宮沢喜一首相が「極秘参拝」をした、といわれている。この時は、文字通り神のみぞ知る隠密行動だった。しかも「事実」が明らかになったのは、政治的影響が希薄になってからだった。
それに比べると、安倍長官の秘密参拝は、すでに動き出した自民党総裁選と直接からんでいる。
次期首相となる人物が靖国神社参拝にどのような立場をとるかは、歴史認識やアジア外交に直結する重大なテーマである。8月15日の終戦記念日に小泉純一郎首相が参拝するかどうかとも関連して、内外から注目されている。
総裁選の有力候補者のひとり、谷垣禎一財務相は「首相になったら靖国参拝は控える」と言い切った。麻生太郎外相も「公の立場を踏まえて適切に判断する」と語っている。
安倍長官は、現時点で最有力候補者と見られている。その安倍氏が4月に参拝を終えたということは、8月15日を含めて今年いっぱいはもう参拝しないということだろう。そういう計算のうえに、秘密参拝の事実が明かされたのかもしれない。
中国や韓国への外交的な配慮もうかがえる。公然と参拝したら、首相・外相・官房長官は在任中に靖国神社参拝をひかえるという紳士協定に反している、と中国が非難しただろう。
では、「参拝済み」の安倍氏は総裁選で靖国問題を語らずにすむだろうか。そうではない。次のリーダーを目指す以上、総裁選の争点となる問題には明確な答えを準備していなければならない。
首相の靖国神社参拝が日中間で外交問題となるのは、参拝という行為それ自体に問題があるからではない。靖国神社に合祀(ごうし)されているA級戦犯が問題なのである。
日中共同声明には「中国政府は、日中両国民の友好のために、日本国に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言する」と明記されている。中国は、ここでいう「日中両国民」の中に「一握りの軍国主義者」を含めていない。日本軍国主義者と、戦争に駆り出された日本国民を区別することで賠償放棄の論理を組み立てたからである。共同声明作成の段階で、日本側もそれを了解していた。
「一握りの軍国主義者」(A級戦犯)に日本の首相が参拝したら賠償放棄の前提が崩れるという中国の論理に対し、小泉首相は論理的な反論のないまま、参拝を続けてきた。
次期首相を目指す安倍氏が靖国神社参拝で中国を納得させうる論理を持っているのかどうか。「この先どうするか」こそ、国民が知りたいことだ。他の総裁候補者はそれぞれ語っている。難しい問題である。だからこそ、小手先ではなく、真剣な言葉を聞きたい。
安倍氏の参拝 これでは解決にならない(8/5)
安倍官房長官がこの春、靖国神社に参拝していたことが明らかになった。
ただ、安倍氏は参拝を公表せず、きのうの記者会見でも「この問題が外交問題化、政治問題化しているなか、行くか行かないか、参拝したかしないかについて言うつもりはない」と口を濁した。
もともと熱心な参拝推進論者の安倍氏である。小泉首相の参拝も強く支持してきた。だが、内閣の要である官房長官として参拝すれば外交的、政治的な問題になるのは避けられない。ならばひそかにお参りすればいい――。こんな思惑からのことだったのだろうか。
だが、参拝を期待する人々にはその事実を知ってほしい。この二律背反を乗り越えるには、のちに報道で伝わるという形が必要だったのかもしれない。
安倍氏が認めるように、この問題は日本の政治、外交をめぐる大きな焦点になっている。口をつぐんで済まされる問題ではない。自民党総裁選の最有力候補とされる安倍氏ならなおさらだ。きちんと考えを語る責任があるはずだ。
安倍氏が首相になれば、靖国神社に参拝するかどうかが常に問題であり続ける可能性が大きい。その場合も、こうした方式で切り抜けようということなのだろうか。
大勢の警備陣に囲まれ、マスコミの目も格段に多くなる首相に、果たして可能な策だろうか。
それに結果的に参拝の事実が明らかになるのなら、この5年の小泉首相と変わらないことになる。是非をめぐって国内の世論は分裂し、中国や韓国などとの外交的な行き詰まりは続く。
ポスト小泉の時代を担う政治家には、この不幸な状況をどう乗り越えるか、明快な出口を示すことこそが求められている。ひそかに参拝するという抜け道のような手が、その答えになるとはとても思えない。
折しも、昭和天皇がA級戦犯の合祀(ごうし)に不快感を抱き、それが理由で靖国参拝を取りやめていたことが明らかになったばかりだ。
総裁選に名乗りをあげた谷垣財務相は、参拝を控えると表明した。党内ではA級戦犯の分祀論や、別の追悼施設をつくる案なども議論されている。この問題を解きほぐし、外交を立て直す策はないか、政治の真剣な努力が続いている。
急逝した安倍氏の叔父、西村正雄・元興銀頭取は死の少し前、「次の総理になにを望むか」という題で月刊誌に寄稿した。その中で、こう述べている。
「A級戦犯が合祀されている靖国神社への総理の参拝を正当化する理屈は、国内では通用しても国際的にはまったく通用しない。中国・韓国から言われたから参拝を止めるのではなく、自ら過去の戦争責任を自覚して現実的な外交を優先すべきである」(「論座」7月号)
安倍氏にも、真正面からこの問題に向き合ってもらいたい。