[春・夏・秋・冬]
京都地裁で、在日同胞高齢者無年金裁判が行われている。原告は玄順任さん(79)ら5人。いずれも70代後半から80代の在日である。本紙既報のように先月11日の第7回公判で原告たちは、なぜ掛け金を払っていないのに年金を請求できるのか、その証言の厚顔無恥さに唖然とした。
「私も子どもも孫もみな、税金払っていながら、なぜ年金がもらえへんのやと、そこから出ました」「使えるときはこき使って、出すときに出さないのは卑怯」、「今の豊かな日本の国を共に建設してきた自負はあります。まじめに生きてきました」「どうして私たち韓国、朝鮮籍の人は、生まれた場所が違うからといって、国から差別を受けなければならないのでしょうか」
民族差別だと騒ぎ立てるのも意味が分からない。どうやら税金は払っているらしい。しかし、彼らは掛け金を払っていない。老後に年金を受理するには、すべからく掛け金を規定以上払っている義務があり、その義務を放棄、黙殺してきたのが、彼らの実態だ。それにも関わらず年金の受給を声高に叫ぶのが、彼らの要求内容だからだ。
さらに在日には、戦後に不法にも駅前一等地を占拠した過去がある。在日朝鮮人はその時代、敗戦国民と日本人を差別したり、武装集団となって各地の警察署を、同胞奪還の為襲撃した犯罪者の当事者、そして末裔たちである。
ハルモニたちの傲岸不遜な訴えは、裁判官たちにどのように響いたのだろうか。年金を払ってる人ならば、『掛け金払え』との判断が下されると思うが。一方で、北朝鮮への送金となる過剰な生活保護も早急に見直すべきだと思う。
[春・夏・秋・冬]
京都地裁で、在日同胞高齢者無年金裁判が行われている。原告は玄順任さん(79)ら5人。いずれも70代後半から80代のハルモニたちである。本紙既報のように先月11日の第7回公判で原告たちは、なぜ在日外国人であるがために年金が受けられないのか-訴訟を起こすに至った理由について証言した
「私も子どもも孫もみな、税金払っていながら、なぜ年金がもらえへんのやと、そこから(裁判の話が)出ました」「使えるときはこき使って、出すときに出さないのは卑怯」(玄ハルモニ)、「今の豊かな日本の国を共に建設してきた自負はあります。まじめに生きてきました」「どうして私たち韓国、朝鮮籍の人は、生まれた場所が違うからといって、国から差別を受けなければならないのでしょうか」(鄭福芝ハルモニ)
民族差別だと一言で片付けてしまうのは簡単だ。しかし、片付けてはならないと思う。人としてこの世に生を受けた者には、すべからく人として生きていく権利があり、その権利を付与、保障していくのが、国家というものの最低かつ最大の役目、責務だからだ
さらに日本には、不法にも朝鮮半島を植民地支配した過去がある。在日朝鮮人はその時代、圧制によって故郷を離れざるをえなかったり、強制連行されて日本軍国主義の犠牲になった当事者、そして末裔たちである
ハルモニたちの当然の訴えは、裁判官たちにどのように響いたのだろうか。人の子なら、人としての判断が下されると思うが。一方で、われわれとしてのハルモニ支援策も早急に講じるべきだと思う。(彦)