こんなニュースがっ。
【産経新聞】ウォーツェル氏:「中国の『靖国』固執は、日本政治の再編成が狙い」「日本はアジアで孤立などしていない」★3 [05/13]
米国議会の超党派政策諮問機関「米中経済安保調査委員会」のラリー・ウォーツェル委員長は10日、産経新聞のインタビューで米国からみた日中関係の靖国問題などについて語り、中国は靖国問題を使って日本の国内政治を変えようとしており、日本側は中国による小泉純一郎首相の靖国参拝中止への圧力に、屈するべきではないという見解を明らかにした。
いぁ・・・ほとんどの人にはもうバレバレなんじゃね?
けどそうでもないのかな?マスゴミの『福田氏が首相になればアジア外交正常化』ってプロパガンダに乗っかって、福田氏支持率が上がってる現状を見れば・・・。
まぁもっともこの『
福田氏猛追』って記事自体がプロパガンダって噂もあるけど。福田氏が首相になったらアジア外交の正常化どことか・・・・・・
どうみてもただの隷属国家化です。
本当にありがとうございました。
もういっちょ、アメリカ関係でキニナル記事が。
首相の米議会演説向け「靖国不参拝表明を」 下院委員長
首相が演説の数週間後に靖国神社を参拝することへの懸念を示した。真珠湾攻撃に踏み切った東条英機元首相ら同神社に合祀(ごうし)されているA級戦犯に首相が敬意を示せば、フランクリン・ルーズベルト大統領が攻撃の直後に演説した場である米議会のメンツをつぶすことになるとしている。
あほか。それなら、
日本の主要都市に対して無差別爆撃を行い、あまつさえ広島長崎に原爆を落とし、数十万人の一般市民を虐殺したトルーマン大統領をアメリカが国葬してることに対して日本は文句言っていいの?まぁ言う人はいないだろーけど。
60年前に戦争は終った。(不当な裁判で言い渡されたモノとしても)刑罰も甘受した。
サンフランシスコ条約で講和もした。
それでも、日本人が戦争での死者を悼むことすら認めないほど、アメリカは偏狭なんですか?
これに対してキッチリ反論してますね、安倍氏。
米議会の大半は靖国参拝を理解 安倍長官が強調
「そもそも演説の予定はないし、そういう希望を(米側に)述べたこともない」
なるほど・・・これで講演しなかったら、この書簡が元ってイメージを植え付け、保守系の日本人のアメリカへの不信を煽ることができますしね。
あぶねぇ、騙されるトコだったw
別に講演する予定すらねーよ、が正解ですね、ハイ。
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【産経新聞】ウォーツェル氏:「中国の『靖国』固執は、日本政治の再編成が狙い」「日本はアジアで孤立などしていない」★3 [05/13]
■中国の「靖国」固執 日本の再編成目論む
米国議会の超党派政策諮問機関「米中経済安保調査委員会」のラリー・ウォーツェル委員長は10日、産経新聞のインタビューで米国からみた日中関係の靖国問題などについて語り、中国は靖国問題を使って日本の国内政治を変えようとしており、日本側は中国による小泉純一郎首相の靖国参拝中止への圧力に、屈するべきではないという見解を明らかにした。
米国議会で米中経済関係が米国の国家安全保障にどう影響するかを研究する常設諮問機関の同委員会で、今年二月から委員長を務める中国の安保・軍事専門家のウォーツェル氏は中国の靖国問題への対応について「他国の神社参拝を自国の外交関係の中心部分にする国は全世界でも他に例がない」と評し、その特殊性を指摘した。同氏は日中関係の現状での靖国問題の意味については「靖国問題は日本の内部問題、内政問題であり、中国が日本の内政を非難の主要対象とし、靖国を通じて日本の内政を変えようとしている限り、日中関係の改善は望めない」と論評した。
同氏は中国が靖国参拝に激しく反対する理由については「靖国を戦前戦中の日本の行動の土台として特徴づけ、中国国民に対し靖国神社自体を邪教のように誇大化して神話化するとともに、靖国への攻撃と否定を中国側のナショナリズムや主権感覚の正当化の基礎に利用してきた」と述べ、「中国当局はそうした靖国非難の利用に依存するようになり、引き返しが難しい状況を自らつくってしまったといえる」と説明した。
ウォーツェル氏は、中国が小泉首相の後継者にまで靖国参拝に関して条件をつけていることについて「中国は小泉首相以後の日本の政治を靖国問題を通じて自国に都合よいように再編成しようとしているが、それが難しいことをやがて認めざるをえないだろう」と述べた。
日本側の対応について同氏は「私が小泉首相ならば靖国参拝に関しては中国の反対を無視し、参拝はやめず、日本国内の賛否を優先材料として判断する。その一方、これまで通り参拝は戦争賛美を意味せず、靖国には太平洋戦争以外の戦争の死者も祭られており、日本の戦死者全般に弔意を表しているのだ、という立場の説明を続けるだろう」と語り、小泉首相は中国の圧力に屈するべきではないという意見を強調した。
ウォーツェル氏は中国側の日中首脳会談拒否という態度に対しては「日本側は中国へのODA(政府開発援助)などすべての経済援助を即時、打ち切るぐらいの強い対応で抗議を表明すべきだ」と述べた。
「日本は靖国問題のためにアジアで孤立している」という日本の一部などでの主張に対して同氏は「日本はまったく孤立などしておらず、その種の主張は明確に事実に反する。日本と中国、韓国との経済や人的な交流は大幅に拡大しており、日本はアジアでもタイ、インドネシア、モンゴル、台湾、インド、フィリピンなど多数の諸国、諸地域ときずなを緊密にしている」と反論した。
同氏は日中関係の摩擦については「中国が依然、大軍拡を続け、対外的に強気な態度をとることが日中関係を緊迫させ、悪化させている」と語り、日中関係は靖国以外の実質的な要因で悪化しているとの見解を明らかにした。
クリントン政権の高官だったジョセフ・ナイ氏らが靖国問題では日本を非難している点についてウォーツェル氏は「民主党のクリントン政権にいた要人の対アジア政策と、共和党現ブッシュ政権の対アジア政策とのギャップだともいえる。クリントン的政策はとにかく中国を偏重し、その独裁や軍拡にもかかわらず、米側の外交政策の中心に中国をおこうとする。私は中国は重要で無視はできないが、米国の対アジア政策の中心ではないと思っている」と述べた。(ワシントン=古森義久)
▽ソース:産経新聞 2006年5月13日付 3面
首相の米議会演説向け「靖国不参拝表明を」 下院委員長
6月末に予定される小泉首相の訪米をめぐり、米下院のハイド外交委員長(82)=共和党=が、日本が模索している米議会での首相演説を実現するには「靖国神社を参拝しないことを自ら進んで表明する必要がある」とする趣旨の書簡を同党のハスタート下院議長に出していたことが12日わかった。8月の終戦記念日前後の首相の靖国神社参拝を強く牽制(けん・せい)する内容だ。
米議会筋によると、書簡は4月下旬に出された。まず、イラクやアフガニスタンで米国を支援した強固な同盟の代表として首相の議会演説は基本的に歓迎する意向を表明。そのうえで、首相が演説の数週間後に靖国神社を参拝することへの懸念を示した。真珠湾攻撃に踏み切った東条英機元首相ら同神社に合祀(ごうし)されているA級戦犯に首相が敬意を示せば、フランクリン・ルーズベルト大統領が攻撃の直後に演説した場である米議会のメンツをつぶすことになるとしている。
さらに、真珠湾攻撃を記憶している世代にとっては、首相の議会演説と靖国参拝が連続することは懸念を感じるにとどまらず、侮辱されたとすら思うだろう、と指摘。「演説後に靖国参拝はしないと議会側が理解し、納得できるような何らかの措置をとってほしい」と求めているという。
日本側は良好な日米関係をアピールする狙いから、首相訪米時に上下両院の合同会議で演説することを模索している。米議会の資料によると、実現すれば日本の首相としては初めて。合同会議での演説は上下両院の同意が必要とされており、上院側では首相演説に懸念を表明する動きは出ていない。書簡に対するハスタート下院議長からの返答はまだないという。
ハイド氏は第2次世界大戦当時、フィリピン海戦などに参戦した経験のあるベテラン議員。昨年秋にも小泉首相の靖国神社参拝をめぐって「(アジアの)対話が阻害されるとしたら残念だ」などと懸念を示す書簡を加藤良三駐米大使に送っている。
米議会の大半は靖国参拝を理解 安倍長官が強調
安倍晋三官房長官は16日午前の記者会見で、米下院外交委員長が小泉純一郎首相が6月の訪米で議会演説を行う場合、靖国神社に参拝しない保証を得るべきだとの書簡を下院議長に送ったことについて「多くの米国議員は信仰の自由の観点からそのような批判はしてない」と述べ、米議会の大半は首相の靖国参拝を理解しているとの認識を強調した。
その上で「首相の真意がよく理解されていないとすれば、理解をしてもらえるよう努力したい」とも述べた。また、首相の米議会演説に関し「そもそも演説の予定はないし、そういう希望を(米側に)述べたこともない」と指摘した。